札幌軟石とは
「札幌軟石」
4万年前。支笏カルデラで大規模な火砕流が発生。
この火砕流が冷えて固まったものが「札幌軟石」です。
開拓の際、厳しい寒さを凌ぐため火を多く使い、
よく火災が発生していた札幌。
火に強く保温性もあり加工しやすいことから、建物に使われ始めました。
札幌が作られるために重要だった札幌軟石。
今でも札幌軟石を使った建物が各所に残っています。
現在、石を切り出している業者は1社になりました。
住宅地が広がり石切り場として使えなくなった跡地は
現在「石山緑地」
という公園として生まれ変わり、解放されています。
2018年には「北海道遺産」にも登録され、
北海道の宝にもなりました。
これからも大切に守りたい歴史ある貴重な石材です。